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こんにちは。
BELLOパーソナルトレーニングジムです。
「最近なんだか疲れやすい」
「風邪を引きやすくなった」
そんなとき、実は”体温”が関係していることがあります。
今回は、体温と免疫に深い関係を分かりやすくまとめてみました。
■ 1. 体温が高いと免疫が強く働く
人間の免疫細胞(白血球・リンパ球など)は、37℃前後で最も活発になります。
・血流が良くなり、免疫細胞が全身に行き届きやすくなる
・ウイルスや細菌が熱に弱いため、増殖しにくくなる
・NK細胞(自然免疫)が動きやすくなり、ウイルス感染細胞を素早く攻撃できる
→ 平熱が高めの人ほど風邪をひきにくい傾向があります。
■ 2. 体温が低いと免疫が弱くなる
反対に、35〜36℃前半の低体温だと免疫力が落ちやすくなります。
・代謝が落ちて免疫細胞の動きが鈍くなる
・血流が悪くなり、炎症物質や老廃物が溜まりやすくなる
・自律神経が乱れ、免疫システムが不安定になる
→ 疲れやすい・風邪をひきやすい・冷え性という状態につながることも。
■ 3. 発熱は「体の防御反応」
風邪やウイルスに感染したときに発熱するのは、免疫を最大限働かせるための反応。
・高温でウイルスが増えにくくなる
・免疫細胞の働きが数倍に高まる
・炎症反応の進行が早く、回復が早まる
「熱=悪いもの」ではなく、体が戦っている証拠です。
🔧 体温を上げて免疫を強くする方法
● 軽い運動(散歩・スクワット・ストレッチ)
→ 血流がよくなり体温が上がる
● 筋肉量を増やす
→ 筋肉は体の“熱エンジン”。増えると平熱が上がる
● 温かい食べ物・飲み物(生姜・味噌汁など)
→ 内臓を直接温め、免疫細胞が活性化
● 入浴(38〜40℃で10〜15分)
→ 体の深部体温が上がる
【まとめ】
体温は、健康の“基礎体力”のようなもの。
体温が少し上がるだけで、免疫はぐっと働きやすくなります。
「最近なんだか体調がパッとしないな…」
そんな時は、まず 体をあたためる習慣 から始めてみてくださいね。